水草水槽七転八倒編(その1)

さらにきれいな水槽を目指して、照明の交換をしました。水草の育成には、20w1灯式の装置では不足ということで、20w2灯式のモノに交換しました。また、CO2添加していないので、水槽内のCO2を逃しにくいという「CO2リキッド」を使ってみました。

次なる策は、底砂の入れ換えでした。金魚の飼育に使っていた玉砂利では、水草の根が張りにくく、すぐ浮き上がってしまうので、ニッソーのアクアプラントサンドに入れ替えました。

その翌週くらいに、ホームセンターへ行くとニッソーのプライムパワー10を売っているではありませんか。すかさず購入。上部ろ過から外部ろ過になりました。上部ろ過がなくなったので、外してあった20w1灯式の装置を乗せ、照明は20w3灯となりました。

これで、水草育成の条件、「外部ろ過、照明、CO2」が揃って、すばらしい水草水槽になるはずだったのに・・・ 凄いコケ、藻水槽となりました。水槽は玄関に置いてあるのですが、コケや黒いヒゲ状の藻で水槽内は「とろろこんぶ」状態で、この水槽を見た人は、「凄い水槽」と妙な感心をしながら、絶句してました。そのころはデジカメを持っていなかったので、残念ながら「凄いコケ、藻水槽の写真」はありません。(^O^)

底砂・ろ過を交換したことによる、ろ過バクテリアの急激な減少と、照明の照度上昇、CO2濃度の上昇が一度にやってきたんですから、たまりません。熱帯魚の数は多い、エサも与えすぎ、水草もまだ完全に根付いていない状況ですから、水草が吸収しきれない栄養分を、コケ・藻が一手に引き受けたわけです。

熱帯魚屋さんに相談すると、「ADAの「フィトンギット」は藻の抑制に効果があるから試してみたら」とのこと。藁にもすがる思いで使ってみましたが、全盛期のコケ・藻軍団には歯が立ちませんでした。

ヤマトヌマエビ投入作戦は、10匹買ってきたうち、9匹が翌朝討ち死にしていました。原因を考えたところ、どうも酸欠らしいとの結論になり、エアポンプを買ってきて、夜間はエアレーションすることにしました。あのヤマトヌマエビには、かわいそうなことをしました。サイフもかわいそうだった。

コケをよく食べるという、なんとかスネールというのを買ってきたのですが、コケも食べるし水草も食べました。2週間ほどで退場となりました。

結局、バクテリアの復活を気長に待つしかないということです。

正月に、暇を持て余したので、インターネットの熱帯魚ホームページ(うみちゃんの熱帯魚)で知った「イースト菌を使ったCO2の連続添加」に挑戦することにしました。正月休み明けの初売りのホームセンターで、ゴムチューブ・ジョイントの小物を買いました。CO2ストーンは売っていなかったので、とりあえず、O2ストーンにして、後日熱帯魚店でCO2ストーンを買ってきました。結構簡単に作れるものですね。興味のある方は、リンクの「AQUA JUNCTION」から「うみちゃんの熱帯魚」に行ってみてください。水草関連の入門書を何冊か買いましたが、インターネットの方が、自作器具・熱帯魚飼育・水草栽培方法・失敗例など入門書より詳しく具体的に紹介されているので参考になりました。

イースト菌CO2   CO2ストーン   入門書
今やイースト菌を2本
横はプライムパワー10
  CO2ストーン
出ている気泡が見えるかな?
  いろいろ本を買いました
「楽しい熱帯魚」は楽しい

コケ・藻の方は、一時の爆発的な増殖は止まったようです。