水草水槽七転八倒編(その2)

ひょんなことから、10万円の臨時収入がありまして、それをもとにランクアップを目指しました。

本当は90cmの水槽にしたかったのですが、玄関の作りつけの下駄箱の上に設置するのには、奥行が足りません。仕方なく75cmであきらめました。ろ過器は、プライムパワー10を買ったばかりです。でも75cm水槽には、非力だと思われます。そこで、小さめのろ過器を追加して、ダブルにすれば、ろ過器の清掃を交互にして、バクテリアのダメージを少なくできると考えました。そこで、エーハイムの2222を追加。照明は、買ったばかりの60cm用の2灯式を利用して、75cm用の2灯式を追加。CO2システムは、イースト菌の醗酵方式に、ADAのアドバンスシステムを追加。照明とCO2の管理用に、ADAのNAコントロールタイマーを導入することにしました。ヒーターは、ADAのNA・クリーンヒーター200W、NA・グリーンサーモにしました。

インターネットのショップ、「楽しい熱帯魚」に載っている通販ショップに見積りを依頼して、安いところから購入しました。カタログを見たり、すべての器具がセットされたきれいな水槽を想像したり、そういう時間がとっても幸せなんですね。

エーハイム2222   Co2システム   コントロールタイマー
エーハイム2222
  CO2システム
  コントロールタイマー
CO2と照明のON・OFF

底砂は、ADAのパワーサンド、アクアソイル・アマゾニアを使いました。

すべてをセットして、しばらくすると水も澄んできたので「よしよし」と思っていたのですが、キラキラと輝くような水にはなりません。何か少しぼんやりと白濁しているんです。時間がたてば・・・と待っていたのですが、やっぱりボヤーッとした感じです。活性炭を入れたり、水替えの量を減らしたり、ADAのクリアスーパーとバクター100、TDCのバイオカルチャー2000とSMWを使ったりしました。症状の改善は見られましたが、劇的な変化というのはありませんでした。バクテリア関係の商品は、その効果が即効的に現れないだけに、その使用をやめていいものか迷ってしまいます。

白濁の方は、それほど気にならなくなりましたが、やはり、キラキラとまではいきません。

コケ・藻の方は、しぶとくその勢力を保持しています。そこで、コケ・藻の対策として、ヤマトヌマエビ30匹を投入しました。家族でファミリーレストランに行った後に、エビを買いに熱帯魚店に行ったのですが、食事代が4,000円くらいだったのに、エビ代が3,000円なのをシッカリ見られてしまい、「その分美味しいモノを食べたかった」とブーイングされてしまいました。(^_^;;

その後も、オトシンクルス10匹、ビーシュリンプ10匹、スリーラインペンシル10匹を投入しましたが、コケ・藻の生命力には歯が立たないようです。そのうち何匹かは昇天しているようですが、勘定するのも面倒なので現在どの程度生存しているのかわかりません。しかし、このお掃除軍団の排泄するフンの量もかなりのモノなので、その栄養分でコケ・藻が繁栄するという悪循環なのかもしれません。

今後の対策としては、「瀘材をシポラックスに換える」「シャワーパイプの穴を大きくする」ということをやってみようと思っています。

コケ   コケのアップ   これもコケ
黒いヒゲ状コケです。硝酸塩過多、換水不足、フィルターの水流が強すぎるのが原因らしい。

水草の方は、その成長の早いためにトリミングが面倒になってきました。成長の遅い水草に換えればいいのですが、いままで買った水草がもったいないし、レイアウトをやり直すのも面倒なので、しばらくは手抜きしながらトリミングしていくしかありません。

しかし、リシアってやつは手が掛かりますね。リシアにいっぱいつく気泡が見たくて買ってきたのですが、べらぼうに成長はするものの気泡をつけることはありません。手をかけてリシアストーンにしばりつけても、2ヶ月もすると浮き上がってくるし、本体から離れたリシアが他の水草にはからみつくし、水面に漂います。買ってきたときには少量で1,000円くらいしたのに、その10倍以上のリシアを2ヶ月ごとに捨てるというのは、凄くもったいないような気がします。聞いたこと無いけど、ショップで買い取ってくれるのかなあ?