水草水槽七転八倒編(その3)

藍藻のすざまじい繁栄に為すすべもなかったのですが、いよいよ反撃ののろしを上げることにしました。

とりあえず、第一弾として、その瀘過能力に定評のある「シポラックス」に瀘材を交換することにしました。2リットルもあれば、十分すぎるほどです。あと、コケだらけになったCO2ストーンからCO2ミキサーに変えることにしました。劇的な効果があればいいのですが、気長に待つことになるんでしょうね。本当は、底砂からすべてリセットするのがいいのでしょうが、面倒臭くて・・・(^_^;;

ななめ横 シポラックス
一面の藍藻 シポラックスとCO2ミキサー

さて、劇的な変化はあるのでしょうか?

co2mixer.jpg (6530 バイト) とりあえず、「シポラックス」に瀘材を交換して、3ヶ月ほど様子を見たのですが、何ら変化はありませんでした。そこで、CO2ミキサーをつけることにしました。イースト菌発酵式のボトル2本からの耐圧ホースを合流させて、CO2ミキサーへという形態です。このCO2ミキサーはプライムパワー10に取り付けたのですが、吸水パイプの取り付け部分を折ってしまい、熱帯魚店に駆け込みました。専用パーツが無かったのでエーハイムの吸水パイプにしてしまいました。専用パーツよりも、かえってスッキリしたような気がします。なんだかんだで、2日かかってCO2ミキサーを取り付けることができました。CO2は、溶けきれないほど発酵しています。
CO2の添加を効率よくしても、栄養分が不足していては水草の元気が出ないということで、テトラのイニシャルスティックを埋め込みました。ひとつ間違えると、水が富栄養化して逆効果となり、藻類の大繁栄ということにもなりかねませんが、一か八かのバクチでした。それから、水の色が緑になるので、アオコが発生しているのでは?と以前から気になっていたので、アオコ取りに効果があるという「P・CUT」をパワーフィルターに入れることにしました。75Cm水槽ですので、2つ買ってきましたが、結構いい値段ですね。「P・CUT」を入れるために、使っているパワーフィルターを2つとも(プライムパワー10とエーハイム2222)掃除してしまいました。水替えの量も大量でしたし、濾過装置も掃除したので、バクテリアのダメージもかなりのものだったと思います。掟破りの破れかぶれです。(^O^) higemo.jpg (8647 バイト)

CO2ミキサーにする前には、水草からかなりの気泡が出ていたのですが、サッパリ出なくなってしまいました。気泡が出るというのは、水槽の中の溶存酸素量が飽和状態ということですから、ひょっとすると、「P・CUT」は酸素を吸収しているのではないでしょうか?

バクテリアのダメージのせいか、2日ほど白濁してましたが、3日目頃から、濁りも取れ始めました。すると、どうも藍藻が減っているようです。葉などにこびりついていた藍藻が、泥となってはがれ落ちていくといった感じです。その代わり、藍藻の下に隠れていたヒゲ状藻がクッキリと見えてきました。でも藍藻よりは数段精神衛生上はいいです。一藻去ってまた一藻ですね。(^_^;;

市内にオープンしたホームセンターのチラシを見ていると、「プライムパワー20 7,980円」との情報が目に飛び込みました。前週に、開店直後のそのホームセンターに行ったときは、12,800円だったので、5,000円近い値引き。通販業者の安いところでも9,000円くらいですから、これは超お買い得。早速、ホームセンターに駆け込んでゲットしました。

プライムパワー10を使っているので、ホース・ジョイントはそのまま使えます。CO2ミキサーの添加効率もイマイチ不満だったので、流量が増えればその効率も良くなると、願ってもないランクアップです。瀘材を入れ替えるだけで、簡単に設置できました。

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7,980円は買わなきゃ損だと・・・ 10と20でこれだけ違う 大きいことはいいことだ