熱帯魚から水草水槽への道

私が熱帯魚を始めたのは、去年の5月です。それまでは、6年ほど金魚を買っていました。金魚の始まりは、お決まりのイベントでの金魚すくいからです。その金魚も繁栄・絶滅を繰り返し、マンネリに陥っていました。何度目かの絶滅を迎え、「さて、次の金魚でも買いに行こうか」と考えていると、子供達のピアノの先生が、「熱帯魚も簡単ですよ。私も飼ってます。」と言うんです。それまで、私は、熱帯魚というと海水魚というイメージがあったので、尻込みしていたのですが、淡水魚と聞いて挑戦する気になりました。

まず最初は、それまで行っていた富士市にある金魚屋さんへ出かけました。すると、熱帯魚売ってました。熱帯魚に関する知識は皆無でしたので、お店の人に聞きながら、ネオンテトラ、ペンギンテトラ、アカヒレ、ゼブラダニオと名前不明(目の回りが赤く、しっぽに黒の縞のあるやつ)とマツモ、アマゾンゾード、サーモ付きヒーターを買いました。現在も一部は元気に泳いでいます。

「熱帯魚の飼い方」という入門書も読みましたが、金魚の飼育器具を引き継ぎ、60cm水槽、上部ろ過、照明20w1本、水替え2週間に一度1/2という環境で半年ほど過ぎました。途中、昇天した魚の補充として、市内の熱帯魚点でネオンテトラ・グローライトテトラ等を購入しましたが、熱帯魚の飼育が思ったより簡単なのにビックリしました。まるっきり新しい器具だったら、もっと苦労したことでしょうね。金魚をやっていたので、バクテリア等ができていたのでしょう。

11月になって、少し水草に興味もあったので、「本格的な熱帯魚ショップにでも行ってみるか」と、入門書に「水草がメイン」と書かれている富士市の「フィッシュランド夢空間」へ出かけました。場所が分らなくて、苦労しましたがやっとのこと到着。店に入ると、きれいな水草水槽が私を迎えてくれました。その美しさに呆然。店内にある何本かの水草水槽を、飽きることなく見ているうちに、「こんなきれいな水草水槽をつくってみたい」と思いました。

店長に聞くと、「水草水槽をやるなら、ろ過は外部式、二酸化炭素を添加、魚は少な目な方がいいです」とのこと。どれひとつ当てはまっていないけど、やりたい。「とりあえず、強そうな水草をください」ということで、ラージリーフ・ハイグロ、アルテルナンテラレインキーを買ってきました。

ということで、めでたく水草水槽の世界へ突入しました。