第4手(1997.9〜12)

9月23日手合表 相変らず、日曜日には、市民会館の将棋の定例会に出かけ、おじさんたちに将棋を教えてもらっています。「ゆうゆうクラブ」の方の順位戦は、それぞれワンランクアップ。健太はA級、姉・佳苗はB級、兄・仁詩はC級と、年齢と反比例してます。

9月23日、将棋会館道場へ2度目の挑戦です。内心では、「9級には上がれるのでは」と思っていたのですが、世の中広いです。まったく歯が立ちませんでした。10級の子には1勝したのですが、上級者には勝てません。1勝7敗でした。力に差があると駒落ちで対戦するのですが、善戦するものも勝つことができません。どうも詰めが甘いようです。そこで、帰りに将棋会館の売店で、詰将棋の本を3冊買いました。ヘッポコの私は、10級の息子にさえ勝てなくなったので、詰将棋の問題を出して鍛えるしかありませんから・・・

10月12日、義理でとっている赤旗日曜版に囲碁・将棋大会のチラシが入っていたので、会場の沼津市民文化会館へでかけました。受付終了の10時に会場に飛び込んだところ、小学生の姿は無し。チラシには小学生の部も書いてあったのに、係の人に聞くと、「小学生は来ないでしょう。去年も来ませんでした。」とのことでした。対戦相手がいないのでは仕方ありません。参加費小学生1人1,500円で、3人分4,500円儲かった。せっかく沼津に来たのに、そのまま帰るのも馬鹿らしいので、千本海岸で海を見て、参加費を使ったつもりで、回転寿司を食べてきました。そして、午後は、市民会館で将棋を教わりました。

10月26日、3回目の将棋会館道場へ行って来ました。昇級するのには、5連勝または8勝2敗という成績が必要なのです。勝敗的には、2勝5敗でしたが、3番勝負が2回あって2勝2敗でしたので、戦績は、3勝6敗でした。ということで、昇級はできませんでした。残念。
この日は、ワールドカップアジア最終予選「日本vsUAE」が行われるため、将棋会館のある千駄ケ谷駅には、ダフ屋のお兄さん方があふれていました。帰る頃になると、国立競技場への行列も千駄ケ谷の駅に届かんばかりでした。あの応援の人たちは、ガックリ肩を落として帰ったことでしょう。(;_;)
10月26日手合表
市将棋大会 11月2日、市文化祭の将棋大会がありました。小中学生の部は参加者12名。健太以外は、すべて小学生でした。5番ずつ対戦して、その結果で順位をつけるというものでした。みんな「ゆうゆうクラブ」の仲間だったので、和気あいあいの雰囲気。健太は、2勝3敗。兄姉は、ともに1勝4敗でした。でも健太の1勝は姉弟対決であげたもの。あとの1勝は、3人とも同じ相手でした。(^_^)
市民会館で教わっているおじさん・おじいさんたちが、「がんばれ」と声をかけてくれました。

12月。このごろスランプなようで、わたしに負けることが多くなりました。相変らず、市民会館には週1回行って教わっています。将棋がきらいになったわけではないようです。刺激を与えるために、PerfecTV!という衛星放送の「囲碁・将棋チャンネル」に加入することにしました。初心者向けの教室なんかも放送するようなので、興味を持って見てくれればいいのですが・・・ あまり、見てないみたいです。(;_;)

第5手(1998.1〜4)

ポケモンに夢中で、将棋をすることが減りました。「囲碁・将棋チャンネル」は、ほとんど見ていないようです。土日は、私が競輪チャンネルを見ているもので・・・

3月1日、久しぶりに将棋会館道場へ行って来ました。東京はなんと雪。水っぽい雪で、歩道はドブドブの状態。千駄ケ谷の駅から将棋会館へ行くまでの間に、靴下に浸みるほどになってしまいました。
将棋の結果は、右の手合表のとおり。見事に全敗でした。相手は、6〜9級。5人が7級角落ちでの対戦でした。うち2戦は3番勝負で、1勝しましたので、1勝10敗ということになります。
ビックリしたのは、相手の一人が外人さんだったことです。やはり7級で、アメリカ人という雰囲気の方でしたが、5歳の子供と真剣に戦ってました。健太は英語なんて話せるはずもありません。私も英会話には自信がありませんので、遠くから見てましたが・・・(^O^) どうやってコミュニケーションしたのでしょうか? 無言だったようですが、外人さんも気を使ったことでしょう。(^_^;;
3月2日手合表
谷川竜王 扇子 帰りに谷川竜王(10期)の扇子を売店で買いました。もちろん印刷ですよ。名人の扇子もあったのですが、骨(でいいのかな?竹の部分)の色が紺色なのが、気に入らなかったので、10期竜王の方にしました。扇子には、「疾風知勁草(しっぷうにけいそうをしる)」と書かれています。意味は、「困難に出会って初めて人の強さが分る」ということだそうです。さすが、阪神大震災を乗り越え、羽生七冠王からタイトルを奪取した人の選んだ言葉だと納得してしまいました。
将棋会館には、NHKの人が機材を持ち込み、中継の準備をしていました。名人への挑戦者を決定する順位戦の最終日の中継だったようです。新聞によると、挑戦者は、羽生さんと佐藤康光さんのプレイオフに持ち越されたようです。米長さんがA級から陥落ということで、引退するかもと書かれていました。まだまだ強いのに、超一流の人たちの勝負の世界は厳しいものです。
4月から毎週土曜日、市民会館でやっている初心者将棋教室に通い始めました。とはいっても、先生はいつも日曜日に将棋を教わっているおじさんなので、変わりばえはしませんが・・・
1週間に2回も将棋を教わっているのに、上達はなかなかしないようです。でも、将棋は大好きなようで、喜んで市民会館へ出かけていきます。

右の絵は、健太がパソコンのお絵かきソフト「キッドピクス」で書いた絵です。「将棋の絵を書け」とも言わないのに、自分で選んで書いたようです。最初見たときは、思わず笑ってしまいました。(^_^)

健太の絵