第6手(1998.7)

3位トロフィー 7月22日 静岡新聞社主催の「静岡県小中学生将棋大会東部地区大会」に参加しました。幼稚園年長なのですが、小学生低学年の部に挑戦です。場所は、静岡新聞社東部総局9F。

結果は、なんと第3位。_wai.gif (1872 バイト) 8月4日に浜松で行われる「浜松夏の将棋祭り 小中学生県一決定戦」への出場権を獲得してしまいました。でも、低学年の部の参加者は5名でしたが・・・(^O^)

:健太はトロフィーをもらったのがうれしくてしかたありません。静岡新聞へも名前が掲載されました。(^_^)

思いがけず、青野照市九段がお見えになりました。伊東市に在住とのことで、お子さんが、低学年・高学年の部に出場されたので、保護者として来られたようです。審判長は、青野九段の師匠広津久雄九段でした。(右の写真のトロフィーを渡しているのが広津九段、その向うが青野九段です)

低学年の部の参加者が5名だったので、総当りのリーグ戦となりました。健太は、いきなり2連敗。「ダメだこりゃ」と思っていると、なんと粘り腰で2連勝。2勝2敗となりました。5人の成績は、4戦全勝1名、2勝2敗3名、全敗1名ということで、2・3・4位決定戦をリーグ戦で行なうことになりました。健太はまた、あっさりと1敗。「これでおしまい」と思っていると、相手のチョンボに助けられ、粘り腰の1勝1敗で、なんとまた3人とも同点の1勝1敗となりました。

ここで、大岡裁きならぬ青野裁きで、「ジャンケン+あみだクジ」となりました。ジャンケンの結果、青野九段のお子さんが最初にクジを引いて4位、健太が2番目に引いて3位、残ったクジが準優勝と、まさに「残り物に福がある」ということでした。ラッキー。(^_^;;

表彰式
第1戦 第2戦 第3戦 第4戦
最初の相手 負けました
この子が優勝しました
青野さんのお子さん 1勝1敗
TVの取材で緊張しました(^_^;;
反撃の1勝_wai.gif (1872 バイト) 準優勝の子 1勝1敗
粘り勝ちで決定戦に滑り込み
トロフィー持ってニッコニコ 記事全体 記事アップ
笑いが止りません 静岡新聞に載りました

7月26日 仁詩と健太が、沼津夏祭りの将棋大会に行って来ました。私は、子ども会の行事があったので行けませんでした。少年の部に参加したのですが、参加者29名。各人5戦して、1戦目に勝つと10ポイント、2戦目に勝つと8ポイントといったようなポイント勝負でした。健太は、4勝1敗で32点、3位決定戦に敗れ4位。仁詩は、3勝2敗で22点、9位となりました。

大会後、女流棋士の先生との指導対局があり、健太は谷川治恵三段に、仁詩は船戸陽子初段に、8枚落としで指導していただきました。対局後、健太について谷川三段から「幼稚園児にしては、不利な情勢になっても試合を投げずに、よく考えてますね。集中力も年齢にしては凄いですね。強くなりますよ。頑張ってください。」との言葉をいただきました。お世辞も含まれていると思いますが、親バカなもので、ますます本気になりそうなのが怖い。(^O^)

将棋大会 谷川三段 谷川三段 船戸初段
少年の部 谷川治恵三段との指導対局 船戸陽子初段との指導対局


第7手(1998.8)

8月4日 先の静岡新聞社主催の「静岡県小中学生将棋大会東部地区大会」で3位入賞したため、「第6回浜松夏の将棋祭り 小中学生県一決定戦」に参加しました。家族旅行も兼ねて、兄姉もいっしょに5人で出かけました。浜松は、県内といっても県の両端、我が家からは東京に出るよりも遠いです。10時30分開始ということで、8時に家を出発、東名を飛ばして10時過ぎに会場の松菱百貨店に入ることができました。

最初は、西部2位の谷村君と対戦。なんと勝ってしまいました。「ひょっとして全敗するかも?」と心配していた私たちは、呆気に取られてしまいました。この対局の集中力は大したもので、その真剣な姿にビックリしてしまいました。2戦目は、西部3位の金子君。中盤ころに、知り合いの方が覗いたところ、「優勢だよ」とのことで、「2連勝か?」と期待してしまいましたが、途中化けの皮が剥がれ落ちたようで、逆転負けしてしまいました。3戦目は、東部2位の徳増君。東部大会で1勝1敗だったので、いい勝負をするのではと思っていましたが、勝つことができました。4戦目は、東部1位の望月君。調子が悪そうだったので、「勝てるかな?」と色気を出して見ていたのですが、粘ったものの負けてしまいました。どうも相性が悪いようです。最後は、西部1位、本日4戦全勝の桜木君。「こりゃ、簡単に負けるな」と思っていたのですが、なかなかの善戦。負けはしましたが、簡単には負けませんでした。

結局、戦績は2勝3敗。「4位かな?」と思っていたら、なんと望月君が谷村君に負けて、2勝3敗で、望月君、谷村君、健太が並んでしまいました。審判の神谷広志七段の指導により、3位決定トーナメントを行なうことになり、クジを引いたところ、望月君がシード、まず健太と谷村君が対戦することとなりました。リーグ戦の時には勝っているだけに、「もしかすると・・・」との期待もあったのですが、集中力が続かなくなったようでキョロキョロと落ち着かず、負けてしまいました。谷村君は、望月君にも勝ち3位、健太は5位ということになりました。

全敗の心配をして行ったのに、思いがけず2勝もできて万々歳です。でも、「あと1勝できれば3位になれたのに・・・」と欲張りなことを考えてしまいます。(^_^;; 西部の人たちに上位を独占されてしまい悔しいですね。「来年は入賞できるかな?」と期待していますが、東部大会を突破しなければなりませんね。大変だ。(^_^;;

当日は、女性の将棋大会も行われ、斉田晴子三段の指導対局なども行われました。

初戦 2戦目 3戦目 4戦目
初戦 予想外にも勝ちました 2戦目 優勢も逆転負け 3戦目 完勝でした 4戦目 粘りましたが負けました
5戦目 3位決定戦 星取り表 斉田晴子三段
5戦目 相手は優勝者 善戦 3位決定戦 惜しくも負けました 星取り表 クリックしてください 斉田三段の指導対局

8月29日、6か月ぶりに東京将棋会館へ出かけました。台風4号の接近で栃木・福島で大雨の被害が出て、前日も御殿場線・小田急線が止まるなど少し心配でしたが、強行しました。結局、天候の方は心配するほどのことはなく、東京は降ったりやんだりで、私たちが移動する時は、小雨がポツポツ程度で傘が邪魔になるくらいでした。

久しぶりということで、級の認定をお願いしました。最初に将棋会館へ行ったのが、1年前、10級でした。受付の方に、「前回は10級、現在は7〜8級くらいかも?」と話しましたが、詰将棋などをやらせると、「5〜6級くらいの棋力はあるのでは?」と内心は思ってました。(^_^;;

勝敗は、9級1勝、8級1敗、7級4勝1敗、6級1敗、5級1敗、無級1勝と、通算6勝4敗でした。5戦終了時に7級に認定されました。1年間で3級の昇級というのは、早いのか遅いのか分りませんが、やっぱり、勝負の駆け引きというものは、対局を重ねないと得られないものだと思います。たまにしか道場に行くことのできない田舎の子と、毎日でも通える都会の子との環境の差は大きいですね。

健太には、頑張ったご褒美として、佐藤康光新名人の扇子「蛍窓(苦学すること)」を買って上げました。羽生四冠王の扇子は、お兄ちゃんへの「お下がり」となりました。(^O^) 私へのご褒美?は、昼食のビール。地下の食堂で飲んで、いい気持ちで道場へ上ったのですが、道場入口には「酒気帯びの方の入場は固くお断わりします」の貼り紙がありました。(^_^;; その後は、受付から遠いところで、目立たないように真っ赤な顔をして健太を見守りました。(^O^)

相手は大人だ 将棋会館道場全景 おじいちゃんと対戦 8/31 手合い表
宿題に追われて子どもが少ない? 将棋会館道場全景 おじいちゃんと対戦 勝ちました 6勝4敗でした 6戦目は勝ちです