第14手(1999.7.25)
7月25日 仁詩と健太が、沼津夏祭りの将棋大会に参加しました。各人5戦して、1戦目に勝つと10ポイント、2戦目に勝つと8ポイントといったようなポイント勝負でした。健太は、4勝1敗で33点、同点が3人いたので、2〜4位はジャンケンにより決めることになり、3位となりました。仁詩は、2勝3敗で、10位決定ジャンケンに敗れ、11位となりました。一昨年の初参加から、5位、4位、3位とワンステップづつ上ってきました。 NHKの子ども将棋名人戦で準優勝した伊藤大悟君は、一般の部のA級に出場してました。結果は分かりませんが、勝っていたようです。恐るべし。 |
大会後、プロ棋士の先生との指導対局があり、健太は中尾敏之四段に、飛車角落で指導していただきました。3面指しだったのですが、あっさりと負けました。対局後、本対局での攻め方のポイントを指導していただきましたが、健太は理解できたのでしょうか? 大会後、市民会館で週に1回、将棋を教えていただいている田代師匠のところへ行きました。大会の報告をして、県大会に向けて、指導していただきました。 ご褒美に、ゲームボーイ用の将棋のソフト「将棋王」を買ってあげました。 |
第15手(1999.8.1)
8月1日 先の静岡新聞社主催の「静岡県小中学生将棋大会東部地区大会」で準優勝だったため、「第7回浜松夏の将棋祭り 小中学生県一決定戦」に参加しました。7時30分に家を出発、東名を飛ばして10時前に会場の松菱百貨店に到着しました。 東部3名・西部3名の6名のリーグ戦で、順位を決定します。初戦から、いきなり西部優勝の女の子と対戦でした。苦戦で、5手詰めで詰んでいたそうですが、相手が気付かず、逆転で勝ちました。その後、西部3位・2位の子に連勝。東部大会で負けた高橋君と3戦全勝同士の対戦となりました。やはり、勝つことが出来ませんでした。やろうと思っていた作戦があったのですが、すっかり忘れてしまったそうです。最後に、東部3位の子に勝ち、4勝1敗で準優勝できました。 親の予想を上回る健闘でした。このごろ、急激に強くなったような気がします。対戦の進行を、中学生の部と合わせたので、どうしても早指しで短時間で決着のつく小学生低学年の部は、待ち時間が多く集中力を持続することが難しかったと思います。子供同士でふざけてしまい、注意されてましたが、健太は結構落ち着いていたようです。 |
対戦風景 | 1戦目 ○ 相手は西部1位 | 2戦目 ○ 相手は西部3位 | 3戦目 ○ 相手は西部2位 |
表彰式で、かなり大きいトロフィーをもらって大喜びでした。帰りの車の中でも、そのトロフィーを抱えて離しませんでした。勝負というのは運に影響されますね。たとえ100回やって1回しか勝てない相手でも、大会でその1回に当たれば、成績は上になってしまいます。健太は、勝負度胸、勝負運がいいのかもしれません。
静岡新聞記事全体 | 来年はチャンス? | トロフィー持ってニッコリ |
高学年の部の優勝者は、NHK小学生名人準優勝の伊藤大悟君でした。プロを目指して、奨励会の試験を受けるようです。低学年の部は、健太以外は、3年生4名、2年生1名。急激に上達する人、他県から強豪が転校ということがなければ、来年は優勝のチャンスですね。
第16手(1999.8.14)
8月14日 久しぶりに東京・将棋会館に出かけました。朝から生憎の雨で、将棋会館に着く頃には、土砂降りでした。前回よりは少しの実力アップはあるのではと、思っていましたが、勝ったり負けたりの5勝5敗でした。まぐれの7級から、本当の7級の実力になったようです。驚いたのは、5級の幼稚園児がいたことです。健太は、3番勝負であっけなく3連敗してしまいました。この幼稚園児、立ち上がったり、周りをキョロキョロ見まわしたり、実に落ち着きがないのですが、強いのです。大の大人がコロコロ負けてました。まるでプロ棋士が指導対局しているようでした。名前は、三枚堂君。恐るべし幼稚園児です。ひょっとしたら、この子が本当に名人になるかも・・・と思いました。 健太より強い年下の子に初めて出会いました。世の中広いです。上には上がいます。 |
帰りは、御殿場線が豪雨・増水のため運休。松田駅で1時間ほど足留めされました。山北でキャンプの人たちが流され、大惨事となったのは、この日です。