我が家のような小規模な農家で、何百万円もする農機具を購入するのは不経済です。そこで、基本的には近所の農機具を所有している農家に作業を委託するのですが、すべてということではありません。委託金額その他の手間を考えると、お米を買った方が安いと思うのですが、先祖から受け継いだ田んぼを荒すのも忍びないので、仕方なく農業を細々と続けているといったところです。近所の農家も同じようなもので、「日本の農業はこれからどうなるのだろうか?」と不安を感じざるを得ません。でも、老後の楽しみとしての農業には魅力を感じます。(^_^;;
このごろでは、小学校の実習で稲作を経験するということも減っているようです。このレポートが、都会に住み、田んぼを見ることのない小学生の稲作学習の手助けとなり、さらに、お米を作っている人の苦労を理解して、食べ物を大切にしてくれるとうれしいのですが・・・