毎年流れは同じですから、更新しません。m(__)m これは、平成10年の様子です。
苗が届きました。
昔は、自宅で籾から発芽させ苗を育てていたのですが、今では農協から買っています。品種は、コシヒカリ。育苗箱1箱で620円で、33箱ですから2万円を超えますね。大規模農家の場合は、とっても買い切れませんので自宅で育てています。 これから田植えまでの間は、我が家でその管理をすることになります。寒い日にはシートをかけて保温して、暖い日には日光に当てるということになります。田植えの時に、苗が小さすぎても大きすぎても植えにくくなります。余り過保護に育てると、田んぼに植えられたときに耐えられなくなります。子供の育て方と同じですね。 田んぼの方は、田起こしが済んだところです。 |
育苗箱33箱を並べました | まだまだかよわい苗です | シートのパイプを設置して | シートをかけます |
ちょっと頑丈(色が濃く)になりました | そろそろ夜もシートをかけなくてもいいようです |
あと少しで田んぼに入れる〜〜 | 田植えの朝 少し伸び過ぎかな? |
代かきをしました。
我が家にはトラクターはありません。近所の農家の人に、委託しました。私は仕事に行き、農業経営者である母親が手伝いました。
この代かきの善し悪しが田植えの能率を左右します。高低差のある田んぼは、水のかけ方が難しく、低いところに合わせると、水面の上に出るところがありますし、高いところに合わせると、低いところの水深が深くなってしまいます。機械植えの場合は、浮き上がってしまうということもあります。でも、なかなか平らな田んぼというのは無いものです。冬の間に、高いところから低いところに土を運んでおけばいいんですが、「喉元過ぎれば熱さ忘れる」ってことでして・・・ 毎年苦労しています。
まず肥料を撒きます | トラクターの登場 | さあ スタート | 効率的に移動します |
仕上げの段階 | 次の田んぼへ | トラクター完了 | ハシゴでならします。これが大変 |
いよいよ田植えです。
我が家は、今時超珍しい完全手植えなのです。2日間にわたる田んぼとの闘いです。田んぼは、大中小と3枚あります。小の方は前日に、母が植えてくれたので、少し楽ができそうです。
初日。朝雨がパラパラしていたので、作業開始が少し遅れてしまいました。まず、ドロオイムシを防除する農薬を苗にふりかけ、その農薬が葉に着いたままにならないように、タップリと 水をかけます。植え始めは9時過ぎ、5時頃まで頑張りましたが、大の2/3ほどしか植えることができませんでした。大きい田は、片道約一時間で苗箱1箱ほど使います。私が6回、母が7回行きました。
2日目。田植え日和の天気でした。腰・太もも・お尻の強度の筋肉痛に悩まされながらも、頑張りました。8時過ぎから4時ころまでかかって、やっとのこと田植えを終了することができました。しかし、筋肉痛はパワーアップ。ペンギンのようなヨチヨチ歩きになってしまいました。(^_^;;
話は脱線しますが、私の娘は田植えの日に生れたので、佳苗(かなえ)と名付けました。佳い苗に育つように・・・との願いを込めて。(^_^)
前日に母が植えました | 農薬をふりかけます | よーい スタート | ピントも合わないほどの手さばき? |
やっと1回目ゴールイン | はい ポーズ スマートでしょ(^O^) | もうすぐお昼だ!! | 元気を出して午後も頑張ろう |
そろそろ終りにしよ〜よ〜(^_^;; | 初日の成果です | 大きい田んぼがもうすぐ終る(^_^) | あと一息だ もうひと頑張り |